社内SEはコミュニケーション能力が必須と聞くと無理と思っている人へ

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社内SEにはコミュニケーション能力は必須です。
そう聞くと

「社内SEに転職したいけどコミュニケーション能力が必須だからコミュ障の自分には無理かなぁ?」

大丈夫です、コミュ障の自分が15年も社内SEやれてます。
コミュニケーション能力とひとくくりで言うから勘違いが起こるのです。

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コミュニケーション能力とは話す能力だけではない

私自身は

・ 相手と目を合わしてずっと話せない
・ 昼飯はいつも一人メシ、一人で行動が好き
・ 言いたい事があっても口に出せない(出てこない)

で、はたから見ればコミュ障と言わても仕方ないです。
嫁とすらまともな会話が出来ないので(なお嫁はめっちゃしゃべる人)面と向かってコミュ障とからかわれます。
でも不思議なことに社内SEとして15年も続けていけてるんです。
会社でもこんな感じでも一応頼りにされている部分があります。

コミュニケーション能力についてWikipediaを見てみると

コミュニケーション能力(コミュニケーションのうりょく、communication ability)とは、一般的に「他者とコミュニケーションを上手に図ることができる能力」を意味する。

とあります。
話が上手くないといけない、とかそういう事は書いていません。

結局、社内SEとしてのコミュニケーション能力は他の要素にあると言う事です。

社内SEに営業トークは必要ない

社内SEに対して「顧客にウチの製品の良いところを説明してたくさん売ってこい」とはまず言われません。
それは営業トークに長けた営業職の仕事です。
コミュニケーション能力というと、営業の能力のような印象を受けてしまうのがそもそもの勘違いの元凶なのでしょう。
話が上手くなる必要は全く無いとはいいませんが、そこまで必要ありません。

話を聞いて理解する能力が必要

社内SEに必要なスキルは「話を聞く能力」です。
よく「聞き上手」になれといいますが、まさにそれです。
仕事柄、ヘルプデスク業務が多くなりますが、そうなると社員の人から相談される機会が多くなります。
この時に相談内容をしっかり聞いて、相手にわかる内容で説明してあげる、この能力が必要となります。

社内SEの場合、相談相手はほとんどITに関しては素人です。
ここで相手の立場になって「この人ならこのIT用語は理解できないから簡単な言葉で説明しよう」とか「今の状況ならこれが出来るから出来ることを一から説明しよう」と考える事が必要なのです。

言い換えれば「相手の立場になって考える」能力が必要と言えるでしょう。

これはいずれ会社にシステムを導入する時も必要になる考え方です。
システム部門だけの視点で導入を進めると、必ず導入過程で利害関係者から反発が出てきてしまいます。
経営層やユーザー部門の立場になって考える必要が出て来るのです。

普段から助けておくと話を聞いてもらえる

そうやって普段から業務の手助けをしていると、こちらから話を聞いてほしい時が来た時にしっかり聞いてくれます。
いきなり初対面で助けてくれっていっても普通はなかなかハードルが高いでしょう。
元々話するのが苦手なタイプでも、向こうのハードルが下がっている状態なら相談もしやすいですよね。

まとめ:受け身なタイプでも大丈夫です

受け身なタイプの方が社内SEには向いているかもしれません。
昔同じ部署に入った新入社員で物怖じせず積極的に御用聞きをするやつがいましたが、いろんな部署から「何か知らないやつが色々聞いてくるけど止めさせてくれ」とかなり苦情がありました。
まあこれはそいつ自身にも問題がありましたが、最初は受け身に徹して信頼を得てから攻めに転じる方が良いですね。

何が言いたかったというと、トーク等上手くなくても相手の立場を理解して話を聞いてあげれば社内SEは務まるということです。今後さらに上を目指そうとすると攻めのコミュニケーションスキルも必要になりますが、それは後からでも何とかなったりします。